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#ref(trouble.jpg)

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&heart;腫れ&heart;~
#ref(hare.jpg)~
[[ピアッシング]]後の[[ホール]]は傷なので、炎症を起こし腫れる場合があります~
[[軟骨]]部は2・3日経ってから腫れる事があります~
たいてい、何日かすると腫れは引きますがピアスで圧迫されていたり間違ったあけ方をしていると腫れが引かない場合があります~
炎症が長引くと[[肉芽]]ができてしまうので注意しましょう~
腫れた患部はシャワーや[[ホットソーク]]で温めて血流をよくすることで腫れが引きやすくなります~
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&heart;化膿&heart;~
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#ref(kanou.jpg)~
あけたての頃に起こりやすく、細菌が炎症を起こして膿んでいる状態です~
[[ピアッシング]]時の衛生管理に注意し、普段からのケアをしっかり行い、汚れた手で施術部を触らないようにしましょう~
化膿は傷口に細菌が入ると起こるわけではありません~
皮膚常在菌単独で化膿するには組織1gあたり10万〜100万の細菌が必要です~
しかし健康な人でこれほど細菌が増えるということはほぼありません~
ただし、傷口に異物や壊死組織があると1gあたり200の細菌で化膿してしまいます~
なので化膿を防ぐためには細菌を取り除くのではなく異物・壊死組織を取り除くためにまめに洗浄することが大切です~
消毒では化膿は防げません~
同じく化膿してしまった傷は消毒しても治療効果はありません~
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&heart;分泌物&heart;~
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#ref(bunpitueki.jpg)~
ピアス[[ホール]]が治る過程で、リンパ液や血液などがでることがあります~
膿ではないので毎日のケアでしっかり洗い流し、乾燥させてください~
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&heart;[[金属アレルギー]]&heart;~
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#ref(kinzokuarerugi.jpg)~
金属イオンが汗などで溶け出して免疫の働きでアレルギー反応を引き起こすことがあります~
誰もが起こる症状ではありませんが、一度アレルギーになるとその金属に触れる度何度も発症します~
症状は、赤みや痒み、かぶれが起こり、リンパ液が出続けいつまでも不安定な状態が続きます~
[[金属アレルギー]]を起こしやすい金属は、水銀・コバルト・クロム・ニッケル・パラジウム・金・スズ・インジウム・バナジウム・亜鉛・鉄・アルミニウム・プラチナ・銅・銀などです~
アレルギーの頻度の高い金属ベスト5~
1水銀~
2ニッケル~
3コバルト~
4スズ~
5パラジウム~
アクセサリーによく使われる金属として、最も多いのはニッケルです~
[[ファッションピアス]]や安全ピンにはニッケルが含まれている場合が多くあります~
特に完成していない[[ホール]]や[[ピアッシング]]には使用しないようにしましょう~
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&heart;[[しこり]]&heart;~
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#ref(sikori.jpg)~
[[ピアッシング]]後、完成までは[[ホール]]が炎症を起こしたり死滅した細胞などで硬くなることがあります~
完治した[[ホール]]でも、[[ホール]]の皮膚に薄皮ができ、[[しこり]]のようになる事があります~
また、完成していないうちに何度もピアスをつけ外しすることで[[ホール]]内の壁を傷つけて皮膚が埋没し皮膚の老廃物をためてしまうこともあります~
あけ直す場合は、[[ニードル]]が[[しこり]]に刺さらずズレて[[ホール]]が曲がる可能性があるので、[[しこり]]がなくなってからか、[[しこり]]をよけて[[ピアッシング]]してください~
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&heart;痒み&heart;~
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#ref(kayumi.jpg)~
傷が治り初めている証拠ですので我慢しましょう~
化膿して痒い場合は[[ホール]]周りが赤く腫れたり膿みが出たりします~
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&heart;痛み&heart;~
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#ref(itami.jpg)~
ピアスを引っかけたり、圧迫したり、固まった分泌物が[[ホール]]に入っていると痛みます~
[[拡張]]後も2・3日痛みがあることがあります~
常にピアスがブラブラしていると痛くなる場合があります~
[[軟骨]]部は数カ月痛む場合もあります~
風邪などで免疫力が落ちた時などに痛む場合があります~
化膿して痛い場合は赤く腫れて熱っぽく、触ると激しく痛みます~
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&heart;[[肉芽]]&heart;~
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#ref(nikuga.jpg)~
[[ホール]]周りに丸く赤くぷよぷよした膨らみができた場合は、[[肉芽]]の可能性があります~
ちいさいうちは[[ホットソーク]]やピアスを換えるなど対処することで治りますが、堅くケロイド状に大きくなってしまったしこりは治りにくく、外科手術で摘出しなければならなくなります~
場所によっては機能障害を起こすことがあります~
重いピアスや、[[内径]]が小さいピアスをつけるなど負担が大きい場合、ホールが皮膚に対して垂直でない場合、いつまでも傷が膿んだり炎症を起こしたりを繰り返していると[[肉芽]]になる可能性が高まります~
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&heart;移動&heart;~
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#ref(idou.jpg)~
[[ホール]]が治る過程でピアスがせり出して[[シャフト]]が余ってきたり、多少ホールが移動することがあります~
また、腫れたりピアスの重みにより、身体の動きやピアスを触り過ぎて移動することもあります~
ですが、[[ホール]]がきちんと完成しているのなら[[排除]]の心配は少ないです~
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&heart;[[排除]]&heart;~
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#ref(haizyo.jpg)~
重く細いピアスを付けたり、負担のかかる位置やあまりに端に[[ピアッシング]]すると体が異物を[[排除]]しようとしてホールが移動し、ピアスが排除されてしまうことがあります~
また、無理な[[拡張]]や[[ホール]]がいつまでも不安定な状態だと移動して[[排除]]される場合もあります~
[[排除]]痕は、くぼみ、[[ケロイド]]、[[色素沈着]]や変形などを起こし醜くなる場合があります~
[[排除]]しそうだな?と思ったらためらわず外すか、できるようなら対処した方がいいと思います~
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&heart;ピアスや[[キャッチ]]が埋まる&heart;~
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#ref(piasugaumaru.jpg)~
[[ピアッシング]]後は患部が腫れやすく、短いピアスをつけていたり[[キャッチ]]をきつく締め過ぎていると腫れた皮膚が圧迫されて血行が悪くなります~
皮膚が圧迫されていると、表面がかぶれたりただれて皮膚が壊死を起こし[[キャッチ]]が皮膚の中に入り込み、そのままにしておくと完全に皮膚の中に入ってしまい、病院などで切開しなければならなくなります~

&heart;[[癒着]]&heart;~
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#ref(yutyaku.jpg)~
ピアッシング後のホールがまだ未完成の状態で[[透明ピアス]]や[[アクリル]]、[[樹脂]]などのピアスをつけていることでピアスが皮膚とくっついてしまうことがあります~
[[透明ピアス]]や[[樹脂]]のピアスは[[ホール]]が完成してから、短時間のみの使用にしておきましょう~
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&heart;赤み&heart;~
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#ref(akami.jpg)~
あけてから数日は炎症を起こして赤くなります~
しばらくしても赤みが引かない場合はピアスが負担になっていたり、[[ホール]]が歪んでいるかもしれません~
ピアスを[[内径]]の大きいものや、重いなら軽いものに、細いなら太いものに交換したり、あけ直しなど対処してください~
炎症が長引くと[[肉芽]]の原因になることがあります~
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&heart;黒ずみ&heart;~
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#ref(kurozumi.jpg)~
傷口が治る過程で[[色素沈着]]する場合がありますが、問題はありません~
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&heart;かぶれ&heart;~
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#ref(kabure.jpg)~
ケアに消毒液などを使うとかぶれたりします~
また、分泌物が常に皮膚に付着していたり、ピアスによって圧迫されているとかぶれる場合があります~